【バイアステープにレースを挟む方法】



まず
『レースはどれも生地よりも縮む』ものです。
必ず、水通ししてから使うようにしましょう。
(数時間水に浸しておき、タオルに包んで水気をふき取り、家の中に干します。
リネンを含んでいるレースは、さらによく縮みますので、
一晩ぐらい浸けておいた方が賢明です)

衿ぐりの出来上がり線は、必ず『表側』に書き写します。
もし、ここで、裏側にしか写されていない場合には、
表側に書き写すようにしてください。


@ 出来上がり線の表側に、まずレースを置きます。
  この時、
レースがどのくらい見えると綺麗かな…など考えて、
 「すべて均一の幅」になるように待ち針でとめます。






『レースの端の処理の仕方』


レースの端は、
表側出来上がり線の上に、
画像のように斜めに折って準備をします。
出来上がり線の中に斜めに折った端も確実に入るようにセッティングします。

今回分かりやすいように、待ち針を横にうちました。
このレースの場合、
ちょうど待ち針のライン(黄色の待ち針はのぞき)が出来上がり線になります。
あとは、レースの編み目をよく見ながら、
まずレースを均等にミシンで縫い付けます。
レースには編み目があるので、これが意外にも簡単に均一幅をとれるように感じます。
もともとの『セッティングさえ正確にできていれば』
きちんと出来上がり線に沿って縫えることと思います。
慣れない方は、しつけをおすすめします。






ここで綺麗に均等に縫い付けられているかどうか、
レースを立ち上げて、ぐるっと確認してみてください。
この時、先ほど山にして処理した『レースの端』がきちんと中に入っているかどうかも、
チェックします。







まずレースだけを縫いつけて、
その後で、バイアステープを…という2ステップの手間をとると、
どなたでも、綺麗に出来ることと思います。



A  レースを縫いつけたら、次はバイアスです。
ミシンで縫いつけたレースの上にバイアステープを置きます。
端は、既に中に折り縫ってあります。

バイアステープの端の処理は、以前ご案内したとおりです。

20060807144720.jpg

引っくり返して準備OKです。
 
20060807144808.jpg




このバイアステープを、レースの上に置きます。






有効なバイアス幅はお好みで結構ですが、
ガーゼのバイアステープを使用されるときは、普段より少し広くし、
タナローンのような薄い生地でパイピングをするときには狭くすると
綺麗に仕上がります。



race.jpg


これは、共布のガーゼパイピングです。
タナローンに比べ広めになっています。これは、縫い代に厚みが出るためです。



最大のポイント

このバイアステープを縫いつけるときに、
「どこを縫ったらいいかわからない」
「均一幅のつもりでミシンをかけたのに、
表から見たら、綺麗だったレースの幅が所々違うようになってしまった…」など
失敗しやすい部分です。

あらかじめバイアスを折ったり…色々としてみましたが、
タナローンを扱うようになり、以下の方法が一番綺麗に出来るような感じがしましたので、
それを書きます。


バイアステープをレースの上に置きセッティングする時点で、
必ず「しつけ」をしますが、
これは、ズレ防止だけでなく、そのしつけを『縫うライン』として分かりやすくするため、です。
先ほどのレースを縫ったミシン=出来上がり線をもとに、
バイアステープを均一においていきますが、
ひとつひとつ、裏側も見ながら、ミシンの上に確実にのっていることを確認して待ち針をうっていきます。

(画像がないと、いまひとつ…わかりにくくすみません)


これで、あとは、しつけのラインを見てミシンをかけます。
レースもバイアステープも、
下準備にて確実につけてありますので、
どなたでも、手間さえ惜しまなければ、美しく出来上がることと思います。

衿ぐりが綺麗に出来ると、とても嬉しいですよね。



B 最後は、縫い代を0.5cm前後で切り落とし、
反対側に引っくり返して(いわゆる見返しのように)
バイアステープを完全に縫い付けます。
この時、ミシンは、バイアステープ側(裏側)からかけます。
また、ミシンの前に、アイロンできっちりとおさえておくことも美しく仕上げるポイントです。
(このアイロンは、裏側のバイアス部分だけでなく、
表側にもかけて衿ぐりを落ち着かせましょう)





【気をつけていること】


お洋服は、やはり衿ぐり、
特に前あわせが綺麗に仕上がっていると、
美しく見えるような気がします。

表から見たときに、
ミシンの縫い目ができるだけ均等になるように…
衿ぐりは、いつも緊張してしまいます。笑


『手間を惜しまずに…』
これが一番大切だと、感じる箇所です。







それまでに失敗してきたこと、
そこから培ってきたもの、
ささやかなものですが、
隣の頁に、対処法としてまとめました。