【 Wテープのパイピング方法 】

パイピングが苦手だという方が多いと思いますが、
多分それは、市販のふりどりタイプや、
市販もしくは、自分で作った両折タイプの「シングルのバイアステープ」を縫いつける時に、
上手くいかなかった経験があるから…かもしれません。

ふちどりタイプは、
はさんで一度に縫おうとすると、裏だけ針落ちしていたり…
両折タイプは、バイアステープ自身がよれて、
折り部分がはみ出てしまったり、全体的に伸びて歪んでしまったり…等
パイピングの苦労は、ここから生まれている方が多いと思います。

本の中でもご紹介されていることですが、
ネット上に詳しく説明されているものがありませんでしたので、
Wテープのパイピングの方法について、
自分なりの工夫点、コツ、レースの挟み方、素材別難易度などを加えて綴りました。









特に、ガーゼの場合、
このシングルバイアスでやろうと思うと、正直かなり苦労します…
そして何より、ガーゼの場合は
「シングルでは弱い」というデメリットもあります。

ガーゼや薄手の生地を使うことの多い私は、
シングルのバイアステープはほとんど使わず、
「ダブルのバイアステープ」で襟ぐりを始末しています。
この方法は、
ガーゼのような薄手の生地の時に
とても簡単な上に丈夫で、仕上がりが大変綺麗になります。










※以下、お引越し前の画像をそのまま使用していて
見にくいものもありすみません。




【 バイアステープ作り方 】

「バイアステープ」作りは、
少し大変だと思われるかもしれませんが…そんなことは全然ありません。

20060807143729.jpg



画像のように直角に折って(こうすると手早く「45°」がとれ)、
そこから、私の場合は、
ガーゼによって「4〜5cm幅」で線を引き(画像だと、ものさしをおいてあるラインに)
幾つか待ち針をうち、まず「わ」の方を裁断し、
その後、ものさしのラインの方を切ります。
2枚あわせてあるので、1回で2本分できますね。
さらに線を引けば、4本分出来ます。
ロータリーカッターがある方は、
透明の方眼定規で布に印を付けずにカット出来ます

今は写真におさまるように、 三角部分が小さめですが、
実際にはもっと大きくとった方がいいと思います。
ご自分のものは構いませんが、 お子様や贈り物用でしたら、
「着心地を優しいもの」にしてあげるためにも、
できれば衿ぐりは、バイアステープははぎ合わせることなく使ってあげたいですね。




【 ポイント・コツ 】

この時、バイアステープは、
「ガーゼで作るのでしたら」必要な幅より「多めに裁断」することがポイントです。
縫い合わせた後で、余分な分は切り落とすことができますが、
足すことはできません。
(ガーゼは切った瞬間からほつれてきますので)
慣れるまでは…
【(二つ折り時に欲しい幅)×2+0.5〜1cm】 式で
裁断することをお勧めします。
バイアステープに向くガーゼとしては、
ざっくり編みはおすすめできません。

追記…バイアステープの幅について
タナローンバイアスでは4cm
ガーゼバイアスでは5cm弱という感じで、裁断して用意をしています。



また、スモックのように、中にゴムを入れたい時は、ゴムが入る分、
広めにバイアス幅を取ります。
  これを「テープメーカーは使わず」に、 ただ「2つ折り」にしてアイロンをかけるだけ…なのです。


20060807144521.jpg


バイアスつくりも楽チンです(*^_^*)



【 ポイント・コツ 】

バイアスを半分に折ってアイロンをかける時のポイントは、
「心持ち…伸ばしながらアイロンをかける」ことです。
普通は、パイピングをする時に、
「生地は引っ張らないでバイアスの方を伸ばしながら」行うと綺麗にできる…
と本によく書かれていますが、
初心者には、縫うだけで手一杯ですから(笑)
そんな器用なことはできないと思いますので、
この時点で、あらかじめ、きもちアイロンで伸ばしておきます。
それだけで、縫うとき、
ただひたすらミシンを均一真っ直ぐ進ませることだけに集中出来ます
 

これで、バイアステープは準備OKです。

 
  いよいよパイピング方法です。



【 Wテープのパイピング方法 】



@ 今回の前開きがあるタイプの時は、
  まず最初に、バイアステープを裏にして先を縫います。

20060807144720.jpg


A 次に、表がでるように引っくり返して準備OKです。
  (前開きがなく、スモックのようにぐるっと一周している場合は、
  縫わずに、先を少し折り込んでおくだけでいいです)

20060807144808.jpg


B 「出来上がり線」に合わせて、
  「表側」にバイアステープを画像のように縫い付けます。

20060807145058.jpg


C 余分な所は切り落とします。
  縫い代(残す部分)は5mmぐらいでいいです。

20060807145148.jpg


D 画像のように引っくり返して、出来上がり線で折り、
  アイロンを必ずかけてください。

20060807145250.jpg


E いよいよ最後の縫いつけです。
  ここは「手縫いでまつり縫い」も正式な方法です。
  まだミシンに自信がないという方は、
  「手縫いでどうぞ…」アンティーク風になり素敵です(*^_^*)

20060807145352.jpg


F これで出来上がり…です。
 
 
  この通りにすると、バイアスはちらっと裏に見える形になりますが
  ここまでの作業を「全く逆」にすると、
  表側にバイアステープの柄が出るようにもなります。
  お好きな方でやってみてください。




そして、バイアス幅を広くとり
見返しのように折らずに
バイアステープのみ半分で折れば、
普通のパイピングのように端を挟む形でバインディングができます。
ダブルのテープですので
大変丈夫です。
お子様の入園グッズなどにぜひお役立てください。


また入園グッズ作りに役立つコツなども
今後時間ができたら
色々とか書きたいと思います。