【スタイの作り方】


パターンは、市販のものでも、
自分が気に入っているスタイからうつしとるので十分だと思います。

ガーゼは縮みやすいので、必ず「水通し」をおすすめします。
(2〜3時間ほど水に浸しておいてから、洗濯機にかけて干し、
乾いたらアイロンで皺を伸ばし地の目を整えます)
注意…色物ガーゼの水通しの時は、色落ちがしますので、
他のものとは別にしてくださいね


(用意するもの)
Wガーゼ2枚 25cm弱×35cm弱 (お手持ちのスタイパターンにあわせて)
厚めのニット(伸縮度の低いもの) 1枚 同サイズ
コットンフランネル 1枚 同サイズ
アメリカンスナップsize9〜10 オスとメス1個ずつ (6個売りぐらいで手芸屋さんで売られています)


@まず、ニットの「裏に」、型紙をうつします。
 表にも、よだれを受け止める面のみうつしとると、ずれないので、
 仕上がりが綺麗です。

Aニットの上にWガーゼをおき、デザインを考えます。
 このとき、型紙が「透明のファイル」タイプのものだと、
 大きさがガーゼの上から分かるので、パッチする位置など決めやすいです。
(型紙と裏技のカテゴリーで、このときのコツなどお話しています。
よろしかったら、ご覧ください)

Bここで、前面のデザインを縫います。
 (初心者の方は、何も縫いつけなくても、Wガーゼだけで十分素敵なので、良いと思います。

※縫い付けたところの画像です。
表ガーゼに印が4か所付いているのは、後でリバーシブル面とあわせたときに
斜めにならないようににするためです。





※裏側は、きちんと型紙をうつしとってあります。
 これが、全てあわせたときに、ミシンで縫うラインになりますので、
 型紙からうつすときにはきちんとうつすようにしましょう。

Cリバーシブル面は、綿フランネルの表側の上にWガーゼをおき、
タグやチロルテープをつける場合には、この時点で縫い付けましょう。



Dそれぞれのデザインの縫いつけが終わったら、
今度は、そのセットをそれぞれ「中表にして」まちばりでとめます。
ポイントは、パターンからうつしたときに印をつけておいた、
中央・左右の印で確認しながら行うとずれません。



E引っくり返し口(厚手スタイなので、6cmぐらいとっておいた方がいいでしょう)を、
チャコペンでしるしをつけておくのを忘れないようにしましょう。

Fいよいよ縫い合わせます。
 ミシンでゆっくり…出来上がり線を縫いましょう。

Gここで、「よく切れるハサミ」が登場です。
 縫い代はおおよそ7mmぐらいで、ザクザク切り落とします。
(鋏のことは、お裁縫道具の中に書いてありますので、
よろしかったら、ご覧ください



H「美しいスタイになる最大のポイント…です。
 画像のように、首周りに「切り込み」を入れます。
 (分かりやすいように青チャコペンをうっすら入れました)
 これによって、引っ繰り返したとき、ボコボコなりません。
 切込みを入れたのとしていないのでは、明らかに大きな差が出ます



【注意点】
サイドスナップのタイプの場合、首周りにまわる部分の幅は、
 狭すぎる(細すぎると)とひっくり返らなくなりますので、4.5cm以上は必要です。


今日切り落としたスタイの「はぎれ」です。
まるでお花のようですね
いっぱいパッチに使えそうで、ワクワクしてきます。




Jスタイを返しますが、この「引っくり返す」のがなかなか大変です。
このスタイには、首周りの細い部分があり、
厚手スタイになればなるほど…ものすごく時間がかかってしまいます。
ここで、一瞬やめたくなるのですが…、
簡単な裏技をご案内させていただきます。


K引っくり返したばかりは生地はボコボコして落ち着いていませんので、
 全体と、特に端には、必ずアイロンをあてましょう。
 ※この時、返し口部分は、布を中に織り込んだ上でアイロンをあてると、
  後で大変とじやすくなります。

L返し口を手縫いでとじます。
 ※この時、ぎりぎりの際を縫い合わせると、後で糸が見えて綺麗ではありませんので、
 コツは、少し内側(奥の)の互いの布をすくってとじ合わせるようにしましょう。
 ※さらに、ポイントですが、
 ガーゼだけを縫ってしまっていないか、必ず確認しながら行いましょうね。
 「ガーゼとニット」と「ガーゼとフランネル」をそれぞれすくって縫わないと、
 そこからボロボロとでてきてしまいます。

Mあともう少しで完成です。
 いよいよ端ミシンまで、たどり着きました。
 大変でも、ひと手間かけてアイロンで端を落ちつかせて下さったあなたのスタイは、
 ここで、大きな差が出ます。
 スピードは、「いちばんゆっくり」にしましょう。
 ミシンの押さえがね部分をよくみながら、3〜5mmぐらいのところに針をさして、
 この時、上達していくポイントは「押さえ金のどの位置まで布が入っているかを気にして、
 常に、それを保つ意識を持つ」と、5枚ぐらいスタイを縫ったころには
 最初とは見違えるようにきれいに縫えるようになります。
 (やっぱり最初はアチコチ曲がるものです)
 気長に頑張ってください。

 とは言え、直線縫いではなく、曲線ですので、
 どうしても嫌い…という方は、
 ぜひぜひ手縫いステッチにしてみてください。
 Wガーゼのお色に合う刺繍糸を選び(またこれが楽しいですね☆)
 端から5mmぐらいのところに
 チクチクステッチしていきます。
 ステッチ幅はそれほど小さくなくて良いと思います。
 3〜5mmで、「ラフに…」これが、今っぽくてかえって素敵かもしれません。
 ステッチの感じの参考に(端ではありませんが)
 私のスタイを挙げておきますね。

 端ミシンのあるのもは嫌い…というお方は、
 もちろんされなくてかまいません。
 ただ、そのかわり、ガーゼの性質上、
 端からほつれてくる可能性が大ですので、
 手洗いをおすすめします。

 端ミシンのあるのもは、
 普通にお洗濯でザブザフ洗っていただいて大丈夫です。
 
 これで、スタイが完成いたしました。
 最後にsample画像です。








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【トーションレースを「綺麗に」付けたいときのコツ】




@ 綿のトーションレースは大丈夫ですが、
  リネン混のレースは「かなり縮みます」ので、事前に水通ししておきましょう。
  


A あらかじめ、レースを付けたい所にチャコペンで線を引いておきます。
  私のパターンには、この線はいつも決まっていて、
  型紙上にラインを付けてあるので、とても楽です。
  
さて…ここからがコツです。
  まず、「トーションレースだけを先に」縫い付けます。
  (レースを布に挟みこんで一気にガーゼに縫いつけようとすると、
  曲がったりはみ出てしまったり、レースが綺麗に出ませんので、
  ここで、ちょっと一手間をかけてくださいね。
  レースは、ちょうど前面に来ますので、
  ココが綺麗に付けられていると、とっても美しいスタイになります)


  


A その上にガーゼなどパッチ布をおいて、縫い付けます。
  できるだけ端を縫うようにすると、プロっぽくてとても美しいです。
  ポイントは、「ミシンをゆっくり」という当たり前のことですが、
  急がずに慎重に行うと、初心者さまでも、きれいに縫えて感激します。
  これで、レースは二度縫われたことになり、お洗濯に対しても丈夫になったわけです。
  一石二鳥のレースつけでした。






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